機種 黒ステ
タイトル グラビティーフォース
メーカー なし
発売日 永遠に未完成
価格 0円

「解説」

C言語すらロクに知らないくせに、ゲームプログラマになる事に憧れていたどこぞの学生が、何を血迷ったのかSCEIが販売していたプレイステーション用個人向けソフトウェア開発ツール(通称黒ステ)を購入。
その学生はC言語を知らないので。開発言語がC言語であるプレステのプログラムなんか当然組めるわけもなく、黒ステは扱われずに埃まみれになっていった・・・ように見えただけだった。
どうやらその学生は、ゲームプログラマになる事を諦めるのが死ぬほど嫌だったらしく、まずは地道にC言語の勉強から始める事にしたようだ。
在籍していた学校は、プログラムの勉強をするのに何の役にも立たず、邪魔という以外認識のしようがなかったので全く行かずに、プログラムの勉強のためにコンピュータ会社でアルバイト。
さらにどこでもプログラムの勉強ができるように、アルバイトで稼いだお金でノートPCを購入。
なんでそこまでしてゲームプログラマなんかやりたいと思ったんでしょうね?何か特別な理由でもあったんでしょうか?
ちなみに今の私だったら、ゲームプログラマなんてサッサと諦めて、マトモな会社に就職します。
それはとにかく、知識ゼロからスタートしたどこぞの学生は着々と力をつけていき、なんとか黒ステの糞読みにくいサンプルソースを理解できるまでに成長したようだ。
プログラムがある程度理解できるようになった学生は、プレステのゲーム制作を始めたのだが、制作中に大きな問題が発生した。
その学生はゲームプログラムには興味があったが、グラフィックやサウンドに関しては全然やる気がなかったのである。
グラフィックは嫌々ながら、なんとか適当に作れた。
しかしサウンドに関しては、どうあがいても駄目だったようだ。
ゲームを一人で作るなんて無理だ・・・」と学生は落胆した。
「サウンドだけ誰かに作ってもらうおう」とは考えはなかったのだろうか?
そして作成途中のゲーム、即ちこの「グラビティーフォース」に対する情熱も、あっという間に失われていき、結局このゲームが完成する事はなかった・・・。
ちなみにその学生がその後どうなったかというと・・・どうやら彼は、小さなゲーム会社の社長さんにその努力を認められ、念願のゲームプログラマとして業界で活躍しているみたいです。
サラリーが安過ぎる等色々と不満があるみたいですが、愚痴をこぼしながらも辞めずに業界に残っているという事実から考えると、彼なりに満足しているんでしょうねきっと。

関連リンク ネットやろうぜ!(1999/11末に終了)

ゲーム画面紹介

画面のあらゆる所から敵が出現するので、バルカンとキャノンを撃ちまくって破壊!(バトルシティ?)
キャノンは撃つと反動で自機が吹っ飛ばされる(グラナダ?)
自機には慣性がついているため、操作に少々梃子摺る(チョップリフター?)
ボーッとしてると、あっという間にゲームオーバーだ!
無敵時間などという、やわなものは存在しない!(デスクリムゾン?)
敵に囲まれたら死あるのみ!
なお、自機のエネルギーは、時間とともに回復していく(レイノス?)
異様に精度のよい敵のホーミングミサイル。
ほとんど避けられない!
画面外に消えても追いかけてくるので、障害物の陰に隠れてやり過ごすしかない?
障害物の陰に隠れて撃ちまくれば、どんな敵でも楽勝で撃破だ。
実際は障害物の陰に隠れる前にやられちゃうけどね。

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Gravity Force(312KB)


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